親の関わり方が大きく影響していた…。「約束を守れない子ども」に言ってはいけない言葉

ふた言あいさつで「見守り」メッセージを添えよう
小学生のうちはよくしゃべっていたのに、中学生になった途端、口数が少なくなった。話しかけても子どもはスマホに夢中で上の空、なんてことはよくあります。親としてはさびしい気持ちになりますよね。
でも「この年ごろは、そっとしておこう」とヘンに気を遣ったりはしていませんか? すると、知らず知らずのうちに親の声かけが減ってきてしまう。でも、これは逆効果です。中学生は表向きにはそっけなく見えても、本当は親に見守られている安心感を求めています。
大切なのは、ムリに話を引き出そうとするのではなく、普段から自然に声をかけることです。
家族の普段のコミュニケーションが、「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「ごはんだよ」「お風呂に入ってきて」「早く寝なさい」といったあいさつや指示の一言で終わってしまっていませんか?
あいさつはもちろん大事です。また、家族が同じ屋根の下で暮らしている以上、「いっしょに食事をする」「順番にお風呂に入る」といった日常のやりとりは欠かせませんから、つい「〜しなさい」といった声かけが多くなります。