親の関わり方が大きく影響していた…。「約束を守れない子ども」に言ってはいけない言葉

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(写真: zon/PIXTA)
「うちの子、なかなか勉強しない…」。そんな悩みを抱えていませんか?学習塾の塾長である建部洋平さんは「実は、中学生こそ、親の関わり方がもっとも影響する時期です。私はこれまでに、親御さんのちょっとした声かけや意識の変化だけで、低迷していた子どもの成績が一気に上がる場面を何度も見てきました」と言います。『第一志望合格率96.8%の塾講師が教える 中学生の成績は「親の声かけ」で9割決まる!』を一部抜粋・再構成し、中学生が自ら勉強する親の声かけをご紹介します。

ふた言あいさつで「見守り」メッセージを添えよう

小学生のうちはよくしゃべっていたのに、中学生になった途端、口数が少なくなった。話しかけても子どもはスマホに夢中で上の空、なんてことはよくあります。親としてはさびしい気持ちになりますよね。

でも「この年ごろは、そっとしておこう」とヘンに気を遣ったりはしていませんか? すると、知らず知らずのうちに親の声かけが減ってきてしまう。でも、これは逆効果です。中学生は表向きにはそっけなく見えても、本当は親に見守られている安心感を求めています。

大切なのは、ムリに話を引き出そうとするのではなく、普段から自然に声をかけることです。

家族の普段のコミュニケーションが、「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「ごはんだよ」「お風呂に入ってきて」「早く寝なさい」といったあいさつや指示の一言で終わってしまっていませんか?

あいさつはもちろん大事です。また、家族が同じ屋根の下で暮らしている以上、「いっしょに食事をする」「順番にお風呂に入る」といった日常のやりとりは欠かせませんから、つい「〜しなさい」といった声かけが多くなります。

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