5つの詰みパターンを紹介
詰みパターン1 自社への過剰適応
今の職場を最悪だと感じていて、家族や友人からも退職することを勧められていたとしても、エンプロイアビリティ(employability / 雇用される力)が十分でないと、他社に転職できず状況は好転しません。
会社からの要求に応え、その会社で成果を出せるように適応していき、社内で居場所をつくっていくことは基本中の基本ですが、同時に「自分は他社でも通用するかどうか」を定期的に確認しておく必要があります。
自分のキャリアの状態を定期的に確認するためには、転職する意向が高くなくても、人材紹介会社やスカウトが届くような転職系のサービスに登録しておくことをおすすめします。これにより、自分には現在の勤め先以外にどのような選択肢が得られそうか、知っておくことができます。
私も、転職意向がない状態であっても、いわゆるヘッドハンターからのスカウトやエグゼクティブサーチからのコンタクトには一通り目を通すようにし、案件次第では詳しく話を聞くようにしています。
私が外資系企業にいた際の知人も、かかりつけのヘッドハンターとは半年に一度はカジュアルに情報交換を行うようにしていました。
体の状態を確認するのと同様に、キャリアにおいても定期健康診断は欠かさずに受けておきましょう。詰んでから脱出を試みるのは難易度が高いので、なるべく詰む前に回避することが大切です。
詰みパターン2 良くない評判が広まる
転職をして状況を改善しようとしたときに、エンプロイアビリティ不足以外にも足かせになることがあります。
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