もう何年も前からトップティアの大学出身者の間で最初のキャリアとして戦略コンサル会社を選ぶヒトが増えている。
実際に就職人気企業ランキングなどで、会社の規模や採用人数からするといわゆる大手企業よりも極端に小さいし少ない戦略コンサル会社が入っているケースは非常に多いし、毎年のようにその傾向が強まってきている気がする。
もちろんそういった学生の意識や行動の背景にあるのは、出来る限り早い段階で、専門的な能力を身に付け、「その他大勢」に埋もれることのない一流のビジネスパーソンになりたい、という考えであろう。
ここでのキーワードは「短期間」であり「専門性」であり「ユニークネス(ユニークなキャリア)」である。
MBA取得者に広がる“現地就職”
そして海外の一流MBAを卒業する日本人の間で、卒業後に帰国せず現地にそのままとどまり、日本とビジネス上の関係があるか否かにかかわらず、現地企業に就職するヒトが近年増えている。
当然その場合は現地ネイティブの学生と対等に、いやむしろ企業にとっての採用コストなどを考慮すると対等以上の能力や専門性、ポテンシャルを有している必要がある。
ここでのキーワードは「専門性」であり「ユニークネス」である。
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