「山ほど働いて経験積みたい」語る人に欠ける視点 「勤務時間だけが学びの場」というわけではない

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残業 安井 働き方改革
たくさん仕事をして経験を積みたいけれど、働き方改革で残業できない。悩む相談者に対する安井さんのアドバイスは?(写真:花咲かずなり / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

初めまして。限界までの仕事、というテーマで相談をさせてください。最近、というより、ここ何年も残業禁止や残業削減、働き方改革などで、上司たちが話すかつての勤務期間よりもだいぶ仕事の時間が短くなってきています。それはそれで効率化やワークライフバランスの視点では重要だと思っています。
一方で若手からすると、もっと仕事して人よりも多くの時間を仕事に費やし、どんどん出世したいし、新しい世界もみてみたい、という気持ちもあります。ありがたいことなのですが、もっと修業をしたい自分のような者もいるのでは、と思うのです。
とは言え残業しようにも許可制ですし、時間によっては人事に呼び出される、なんてことになってしまうので、どうしたものかと思案中です。若いときは限界まで仕事をされていたかと思いますが、どのようにして時間と成長のバランスを図るべきでしょうか。
NT 会社員

勤務時間だけが学びの場ではない

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仕事をするうえでの力や能力を得るためには、「実践×学習」の2軸の両輪をいかに極限まで高めることができるかにかかっています。

キャリアを積むうえでの修業の場や、修業の機会は仕事中や勤務時間だけではありません。

職場におけるOJTやリアルな仕事を通じての学びはもちろん大切です。いちばん重要といっても、差し支えないでしょう。

しかしながら、それだけで十分かというとまったくそんなことはなく、やはり仕事を離れた場における「学習」も大切なのです。

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