キャリアがうまくいかない時の「典型」5パターン キャリアアップの本質は「交渉力の向上」にある

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それは「良くない評判」です。近年、SNSなどの発達によりウソやズルは明らかになりやすくなり、これまでよりも広まりやすくなっています。

また中途採用においては、知人や友人、これまでの職場で同僚だった人などに声をかけて入社してもらうリファラル採用がここ数年で活発になってきています。

その際に「あの人は仕事ができるからぜひ誘おう」といったポジティブな評判だけでなく、「あの人は一見すごそうに見えるけど、実は仕事ぶりはイマイチで、同僚からの評判は良くない」といったネガティブな評判もついて回りやすくなっています。

あくまでも実直に、身近な同僚たちや顧客からの評価を大切にしながらキャリアを重ねていくことは、ベースを固めていく上での基本行動となります。

詰みパターン3 専門性・技術の陳腐化

専門性・技術には流行り廃りがあります。特に近年はAIをはじめとする各種テクノロジーの進化により、そもそも「人間がどこまでやるか」といったことを考える必要さえ感じる領域もあるのではないでしょうか。

専門性・技術によって差はありますが、私たちは常に自身をアップデート・自己開拓していく必要性がこれまで以上に高まり、技術動向や「それでも(しばらくは)人間にしかできないであろうこと」についてアンテナを張っておく必要があります。

詰みパターン4 キャリアの旬を逃す

キャリアには旬があります。20~30代を意識した求人募集に50代で関心を持ったとしても、採用される可能性は格段に低いことでしょう。

動くべきときに動いておかないと、その後のリカバリーは難しくなりますので、手遅れになるまで自分のキャリアを放置せず、「キャリアは会社から与えられるものではなく、自分の意思でつくっていく」くらいの心構えを持っておきたいところです。

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