今「売れている営業マン」「売れない営業マン」の差 転職した途端に売れるようになる人もいる

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「もっと明るく振る舞いなさい。明るい営業と暗い営業のどちらにお客さまは会いたいと思うか。明るいほうだろう。売りたかったらムリにでも明るくしなさい」。当時は黙って聞いていましたが、正直、半信半疑でした。

私自身が「明るい営業に会いたいか」というと、そんなこともないだろうと思っていたからです。少なくとも私は、明るい人よりも物静かな人とのほうが落ち着いて話ができました。だから、明るければいいということでもないんじゃないか……。

無理して明るく振る舞っていた

それでも当時の風潮として、「営業=明るい」というのは常識でしたから、とくに反論することもなかったですし、きっとそういうものなのだろうとも思っていました。

しかし、私がいくら明るい営業を心がけても、まったく売れませんでした。ムリに笑顔を作り、頑張って大きな声でしゃべり、大げさなリアクションをする。自分の中では明るさMAXの状態でお客さまと接します。

でも、お客さまの反応はいつも冷ややかでした。

いくら明るく振る舞ってみても、売れないどころか、売れそうな手ごたえすらまったく感じられません。上司の指示通りにやっているのに、まったく結果が出ないので、混乱します。

「本当にこのやり方が正しいのかな?」という疑問が出てきます。この記事を読んでいるあなたも、そんなモヤモヤした気持ちを抱えているかもしれませんね。

なぜ、いくら明るく振る舞っても売れなかったのか。先に答えを言ってしまえば、「ムリして明るい営業で売ろうとしていた」からです。とくに私のようにもともと暗いタイプは、明るい自分を演じることばかりに意識が向いてしまいます。

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