過去の学びは、上から下へ流すインプットでした。しかし、本来の学びは、インプットしたところから始まります。
教わり、体験し、インプットするというきっかけができたら、それを実践してみる。そして、振り返って気づきを得て、次にいかす。体験したことの振り返りこそが、気づきの回数や学びの軸になっていくでしょう。
このプロセスをくり返す限り、気づきは翌日になれば大きくなり、その翌日になれば、さらにと指数関数的に広がっていきます。それは、学びがライフそのものになるということでもあります。
何歳からでもやりたいことを始めればいい
日本の教育や社会制度の中で過ごしていると、「なにかをやるため」のテクニカルな問題を「できない理由」にしたがる人が多くなるものです。
人生100年時代は、80歳ぐらいまで働くことになります。しかし、「やりたいこと」を考えないで生きてきた結果、高齢になって「やりたいことがない」思考停止状態になり、そのまま引退後の20年を過ごすことになる。それはもったいないでしょう。
何歳からでもやりたいことを始めればいい。僕自身、銀行員としてキャリアをスタートし、15年程前までは、今のような人間ではありませんでした。
今、アントレプレナーシップ教育が注目を浴び、教育委員会や行政から相談が殺到しています。個別の対応には限界がありますから、今後はサステイナブルに再生産できるものにするという意味で、ビジネスにしていかなければと思っているところです。
ベースキャンプとしての「Musashino Valley」を作り、そこに集まる各地の人たちと一緒に日本にアントレプレナーシップ教育を広げる。地方が盛り上がることは大事です。日本の人々が、思いを持って元気でいきいき輝いてほしい。それが僕の夢なんです。
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