学校教育を根本から揺るがしうるが、多くの先生の関心は高くない。
ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
「先生! これ、宿題に使っていいんですか?」
算数の問題を解いた画面を見せながら、男子児童が屈託のない質問をする。
「それ、宿題に使っていいと思うの?」先生は、やさしくそう諭す。
これは、6月に千葉県・印西市立原山小学校で行われた、生成AIの公開体験授業の一場面だ。
保護者の同意を得たうえで、GPT-3.5に準拠した対話型AIを使った約2時間の体験授業。小学5年生の児童43人が計2365回の質問を打った。
あらゆる「学び」を見直すべき時
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