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教育現場が生成AI台頭に「無関心」という大問題 文科省は生成AIのガイドラインを通達したが

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学校教育を根本から揺るがしうるが、多くの先生の関心は高くない。

生成AIの体験授業の様子
印西市立原山小学校で行われた生成AIの体験授業

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ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
週刊東洋経済 2023年7/29特大号(ChatGPT超・仕事術革命)[雑誌]
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「先生! これ、宿題に使っていいんですか?」

算数の問題を解いた画面を見せながら、男子児童が屈託のない質問をする。

「それ、宿題に使っていいと思うの?」先生は、やさしくそう諭す。

これは、6月に千葉県・印西市立原山小学校で行われた、生成AIの公開体験授業の一場面だ。

保護者の同意を得たうえで、GPT-3.5に準拠した対話型AIを使った約2時間の体験授業。小学5年生の児童43人が計2365回の質問を打った。

あらゆる「学び」を見直すべき時

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