学生に「生成AIを使うな」と言うのはナンセンスだ 今後は「AIネイティブ」世代への対応も課題に
対応を迫られる大学
ChatGPTをレポートや論文の執筆に使えば、学生は労せずして課題をクリアできてしまう可能性が高いため、教育現場へ与える影響は甚大である。
アメリカなど一部の国では、すでに高校生や大学生らが「小論文」や「数学」などの宿題をChatGPTにやらせて、それを自分がやったことにして教師に提出するなど、不正に利用するケースが多発している。
日本でも学生の使用を見据え、各大学で規制や注意喚起を行うなどの対応が始まっている。
東京大学では2023年4月3日に太田邦史副学長の名前で、「生成系AIについて」として、「学位やレポートは、学生本人が作成することを前提としており、生成系AIのみを用いてこれらを作成することはできない」という声明文を発表している。



















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