ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
ChatGPTのような生成AIは適切に使えば強力な武器となるが、逆もまたしかり。AI操縦力をどう磨くか。デジタルに強いコンサルタントと、東証グロース市場に上場するIT起業家。2人の達人を参考にしよう。
「2017年にChatGPTのベースとなる自然言語処理モデルの論文が出てきた頃から、このモデルに注目してきた。従来の自然言語処理モデルと比べて、大量の学習データを基に、しっくりくるインサイトを打ち出せるのが特徴だ」と語るのは、マッキンゼーの工藤卓哉パートナー(49)だ。
デジタル&アナリティクス分野のコンサルティングと導入支援で豊富な経験を持ち、21年にアクセンチュアからマッキンゼーにパートナーとしてヘッドハントされた。現在、AI技術とアナリティクスによる戦略立案・実行支援チームの日本におけるリーダーを務める。
問いかけ方が大事
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