生成AIの活用余地は、現実空間のモノを対象にする製造業にもある。
ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
生成AIは、現実空間のモノを扱う製造業でも活用の余地がありそうだ。
日立製作所は今年5月、新たな社内組織「Generative AIセンター」を設立した。6月からは、企業が生成AIを導入するうえでの支援や、活用方法の提案を始めている。寄せられた問い合わせは、150件超に及ぶ(7月3日時点)。
もともと、日立は2015年から独自のAIを用いた業務改革サービスを提供してきた。さらに研究開発の段階で、どんな領域に生成AIが活用できるかの知見が蓄積されている。
その一例がメタバース空間での鉄道保守への応用だ(上写真)。インフラである鉄道は、いち早く異常を発見し、メンテナンスする保守が非常に大切だ。当然、それを担う作業員には専門的なノウハウの蓄積が求められる。
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