ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
──生成AIは企業でどう活用されていきますか。
段階的に①「個人による業務プロセスの進化」、②「ソフトウェアプロダクト自体の進化」、③「ビジネスモデルの進化」というフェーズで進んでいくと思う。現在はフェーズ①の段階。今後2、3年のうちに、生成AIを取り入れた新しいビジネスモデルが、さまざまな業種を一変させるだろう。
大企業では、経営としては導入を決めたけれど、まだ何をやるか決めていないというケースが生じている。一方、中堅・中小企業のほうは割と実利用が進んでいる。導入して社員に触らせているだけの会社か、戦略的に本気で使おうとしている会社かで、スピード感に差が出てきている。
AIが学習支援やキャリア相談
──大きく変化するのはどういった分野ですか。
1つは教育やエンタメ、コーチングなど、精度が100%でなくてもよい領域だ。
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