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生成AIの導入企業「本腰」と「なんとなく」の差 PKSHA社長が語る生成AIで変わるビジネス地図

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PKSHA Technology  上野山勝也 代表取締役
上野山勝也(うえのやま・かつや)/PKSHA Technology 代表取締役。1982年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了後、ボストン コンサルティング グループに入社。グリー・インターナショナルの立ち上げに参画後、東京大学に復学して機械学習を学び、博士(機械学習)。2012年にPKSHA Technologyを創業。(撮影:今井康一)

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ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
週刊東洋経済 2023年7/29特大号(ChatGPT超・仕事術革命)[雑誌]
『週刊東洋経済 2023年7/29特大号(ChatGPT超・仕事術革命)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──生成AIは企業でどう活用されていきますか。

段階的に①「個人による業務プロセスの進化」、②「ソフトウェアプロダクト自体の進化」、③「ビジネスモデルの進化」というフェーズで進んでいくと思う。現在はフェーズ①の段階。今後2、3年のうちに、生成AIを取り入れた新しいビジネスモデルが、さまざまな業種を一変させるだろう。

大企業では、経営としては導入を決めたけれど、まだ何をやるか決めていないというケースが生じている。一方、中堅・中小企業のほうは割と実利用が進んでいる。導入して社員に触らせているだけの会社か、戦略的に本気で使おうとしている会社かで、スピード感に差が出てきている。

AIが学習支援やキャリア相談

──大きく変化するのはどういった分野ですか。

1つは教育やエンタメ、コーチングなど、精度が100%でなくてもよい領域だ。

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