生成AI前夜から急伸してきたマイクロソフトのクラウド。王の座を奪えるか。
ChatGPTのブームが収まらない。7月24日発売の『週刊東洋経済』は「ChatGPT 超・仕事術革命」を特集。個人での利用に次いで、今、企業でのビジネス活用も盛り上がりを見せる。そんな生成AIの「最新事情&実践術」を大公開。いち早くChatGPTを特集した本誌だからこそお届けできる特集シリーズ第2弾。
チャットボットや検索エンジンへの搭載から始まった、ビッグテックによる生成AI競争。ここに来て、火付け役のマイクロソフトが“ドル箱”での展開を加速させている。
5月下旬、同社が米国で開催した開発者会議「Microsoft Build 2023」では、パソコン用OS「ウィンドウズ 11」への生成AIアシスタント機能搭載など、一般ユーザーにも身近な発表が注目を集めた。
それと同時に示されたのが、ITシステムの基盤やアプリケーションの開発プラットフォームを提供するクラウドサービス「Microsoft Azure(アジュール)」に関するトピックスだ。
売上高の40%近くがクラウド事業
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