コンサル直伝!プロンプト力を高める3つのワザ 精度よく生成AIを使うプロのテクニック

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精度よく生成AIを使うため、プロンプトのテクニックの一部を紹介します(写真:prathanchorruangsak/PIXTA)
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流行語大賞にノミネートされるなど、生成AIはビジネスパーソンにとっても今や仕事で欠かせない存在だ。その生成AIを、ビジネスのプロフェッショナルであるコンサルタントたちはどのように使いこなしているのだろうか。『生成AI時代の「超」仕事術大全』(東洋経済新報社)の著者の一人である佐々木三泰氏が、実務で使えるプロンプトのテクニックの一部を紹介する。

仕事やビジネスで当たり前のように生成AIを使う時代が来た。本稿では、より精度高く生成AIに働いてもらえるよう、プロンプトの工夫の仕方について、3つのワザをご紹介しよう。

例を与える──Few-shot

人間は、何もないところから依頼に対応しようとすると、アウトプットするまでに時間がかかり、質も落ちる。これは、生成AIも同じだ。

『生成AI時代の「超」仕事術大全』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「Few-shotプロンプティング」と呼ばれる手法は、プロンプトとしていくつかの例文を提示することで、生成AIから依頼人の意図に沿った回答を得やすくするテクニックである。いくつかの例(Few-shot)を提示したうえで同じタスクを実行してもらうと、生成AIの回答精度が上がるのだ。

例えば、生成AIに「ChatGPTの機能と特徴について教えてください」とシンプルに問いかけてみよう。生成AIは思いつく限りの機能と特徴を教えてくれるはずだ。

(*外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

「ChatGPT の機能と特徴について教えてください」とシンプルに問いかけてみると
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