とにかく明るい安村が“丸裸"にした日本人の幻想 世界中の人が大爆笑した安村さんの英語の秘訣

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とにかく明るい安村さんのネタはなぜ海外でも受け入れられたのでしょうか(写真:ブリテンズ・ゴット・タレントのYouTubeページより)
イギリスの大人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で大絶賛された、Tonikaku(トニカク)こと、とにかく明るい安村さん。英語で持ちネタを披露し、その名のとおり会場を明るく爆笑の渦に包みました。日本で40年以上英会話を教えてきた著書累計400万部のベストセラー著者であるデイビッド・セイン氏は、そんな安村さんの英語には「日本人が英語を学ぶうえで重要なポイントが詰まっている」と言います。そのポイントを、デイビッド・セイン『10年ぶりの英語なのに話せた! あてはめて使うだけ英語の超万能フレーズ78』から一部引用・再編集してお届けします。

とにかくわかりやすい英語!

とにかく明るい安村さん、本当にすごかったですよね。

「Don’t worry, I’m wearing.」

「……PANTS!!」

こんな英語が飛び交って、世界中の人が大爆笑するなんて、まったく予想していませんでした。

私もお腹を抱えて笑ってしまいましたし、堂々とネタを披露する様子に感動しました。

そんな安村さんのネタ、なぜこんなにも世界中の人から受け入れられたのでしょうか。

それは、「とにかくわかりやすい英語だったから」ということに尽きるでしょう。

あの大舞台、日本語がまったく通じないというアウェイな状況の中で安村さんが話したのは、非常にシンプルな英語でした。

登場してからネタを披露するまで、安村さんが使った英語を振り返ってみましょう。

<ニコニコと笑顔で登場、ガウンを脱ぐ>
「I’m wearing pants.」(私はパンツをはいています)
「But, I can pose naked.」(でも、裸のポーズができます)
「No.1, football player naked pose. Come on!」(ナンバー1、サッカーの全裸ポーズ。カモン!)
<♪~>
「Don’t worry, I’m wearing.」(安心してください、はいていますよ)

じつにわかりやすいですよね。

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