米Z世代「交際相手に送ったらダメ」意外な絵文字 日本生まれの絵文字知られざるローカルルール

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使い慣れている絵文字、ほかの文化圏でも使って大丈夫?(イラスト: mstjahanara/PIXTA)

こんにちはみなさん、明けましておめでとうございます。2023年も当コラムをよろしくお願いします。

さて、新年のメッセージといえば年賀状ですが、最近では「あけおめLINE」で済ませてしまう、という人も少なくないようです。やはり親しい人へのメッセージには絵文字を使いたいですね。絵文字には門松もありますし、今年の干支のうさぎなんかもいいですね。

Emojiは今や世界共通言語

ご存じの方も多いと思いますがこの絵文字は日本ローカルのガラパゴス携帯「ガラケー」で使われはじめた日本発祥のもので、現在はUNICODEという文字コードの国際規格になっています。Emojiは世界共通語なんですね。

世界基準のスマートフォンの拡大でチャットやテキストメッセージ(SMSやショートメールのこと。ショートメールでは英語で通じませんのでご注意を)のコミュニケーションからいろいろな新しい記号や略語が誕生しました。ガラケーは駆逐されてしまいましたが、絵文字は駆逐されるどころか、チャットコミュニケーションに欠かせない存在になりました。

ところが、その世界共通の絵文字ですが、かならずしも解釈が共通というわけではありません。実はいろいろなローカルルールがあり、たとえば門松のように、バックグラウンドの違うカルチャーの人がみると意味がよくわからない絵文字もあります。

中でも手や顔の絵文字はそれ自体がどんなニュアンスなのか、異文化の人には理解が難しいものもあります。

例えば下記の絵文字(ありがとう、合掌で変換)は、日本人または日本文化を知っている人同士なら「ありがとう」「ごめんなさい」という意味でごく自然に使うと思います。アジア圏の文化でもほぼ通じるのではないかと思います。

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