「仕事がデキる人」に共通する2つの本質的なスキル どこでも通用する「ポータブルスキル」が重要だ
ポータブルスキルとは何か
ビジネスシーンでは、頻繁に「スキルを身につける」「スキルアップする」という言葉を耳にします。スキルを身につけ、それをより高めていくことは、仕事をしていくうえでとても大切なことです。この「スキル」とは、何かを実現するための「能力」や「技術」のことですが、これらをまとめて「ビジネススキル」と呼びます。
ビジネススキルにも、コミュニケーションスキル、パソコン・ITのスキル、プレゼンテーションスキル、セールススキルなど、さまざまな種類があります。ここでは、これからビジネスパーソンとして活躍していくために、入社1年目から身につけておくべきスキルについて見ていきます。
ビジネススキルには大きく分けて2種類あります。どの仕事でも、どの職場でも必要な「ポータブルスキル」と、仕事、職場、企業、会社によって異なり文脈依存性の高い「アンポータブルスキル」の2種類です。
「ポータブルスキル」とは、文字どおり、個人の能力として持ち運ぶことができるスキルです。また、職場を変えても、職種を変えても、会社が変わっても通用するスキルです。その中には、仕事の仕方や人とのかかわり方といった「基本的なスキル」と、会社の中の部署の特性などに応じた「専門的なスキル」があります。