医師解説「健康を守る"賢いおやつ"」食べ方4秘訣 我慢より「食べてストレス解消!」が健康の近道

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ひとつめの秘訣は、「食べる時間帯」にあります。

「糖質摂取」は午後2〜6時が「ゴールデンタイム」

【1】脂肪をためにくい「昼食後の時間帯」に食べる

スイーツの大好きな私が、どうやったら太らず、甘いものが楽しめるかと考えた結果が、午後の診察前のおやつタイムでした。

私の場合、休診日以外は朝から次から次へと患者さんを診るので、息をつく間もありません。午前の診察が終わって、午後の診察が始まるまでの短い間だけがホッとできる時間です。

ランチのあと、午後の診察が始まる前に、ブラックコーヒーとともに少量のスイーツをいただくのが何よりの楽しみです。

昼食後であれば、すでに食事を済ませているために食べすぎないで済むこと、さらに日中であれば、食べすぎても夜までに運動量を増やして、帳尻を合わせられると考えたからです。

また動物実験で、午後2時から6時までのあいだは、1日のうちで最も脂肪をためづらい時間帯である可能性が示唆されていることからも、安心感があります。

仕事中は緊張やイライラがつのったり、その日のタスクをこなそうと焦って心臓がバクバクしたりと、なにかと心拍数が上がりがち。自分なりのリラックス方法を取り入れて、できるだけ心拍数を上げない工夫をすることが「心臓の健康」のために大切(イラスト『「100年心臓」のつくり方』より)
【2】脂肪燃焼効果が期待できる「コーヒー」と一緒に楽しむ

一緒にとるブラックコーヒーは、カフェインの作用で脂肪燃焼効果が期待できます。

さらに、身近な飲み物であるコーヒーは、上手に飲めば心臓の健康を守ってくれる効果が期待でき、「心臓にいいスーパードリンク」といえます。

意外に知られていませんが「コーヒーが心血管疾患のリスクを下げる」という研究結果は、世界中で発表されています。

詳しくは、「医師解説「コーヒー驚きの健康効果」正しい飲み方」で解説していますので、ぜひご覧ください。

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