医師解説「健康を守る"賢いおやつ"」食べ方4秘訣 我慢より「食べてストレス解消!」が健康の近道

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チョコレートの健康効果を解説しましたが、「バナナ」 も 「チョコレート」と同様に「GABA」が豊富な食材です。

この2つを組み合わせて私が考案した池谷式スーパーフード 「チョコギャバナ」は、ダブルで「GABA」を摂取できて「カカオポリフェノール」もとれるという、じつに健康にやさしいおやつになります。

【4】チョコはダークチョコレートがおすすめ

チョコはなるべく糖質が低くてカカオの多い「ダークチョコレート」を使いましょう。「ダークチョコはちょっと苦手」という人もいると思います。

しかし、それも溶かしてバナナにかけると、不思議なもので、バナナの甘みとあいまって、とてもおいしく食べられるのです。

チョコもバナナも少々カロリーは高いですが、おやつにスナック菓子や菓子パンを食べるよりずっといいと思います。バナナは食べごたえがあってかなりお腹にたまるし、バナナにかけることでチョコの食べすぎ防止にもなります。

抗ストレス効果も期待できるので、仕事の合間に食べるのもいいかもしれません。

ダイエットを意識するなら、太りにくい午後2時ごろに食べるのがベターです。

肥満を防いで、上手に「ストレス・コントロール」

昼は仕事や家事など、みなさんそれぞれ忙しく過ごされているはず。短い時間であっても、ホッとできるひとときをもつことは大事です。

私のように甘いものが好きで、食べているときに心からリラックスできるなら、無理に我慢せず、今回紹介したコツを参考に上手におやつタイムを取り入れて、ストレスをコントロールしてみてください。

それが、「100年もつ心臓」を手に入れ、健康を守ることにもつながるのです。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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