興収10億円超えも評価は二分… ヒットメーカー・福田雄一監督の『新解釈・幕末伝』が"観客を選ぶ"背景

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ムロツヨシ 新解釈・幕末伝
興収10億円超えのヒットになっている『新解釈・幕末伝』(写真:『新解釈・幕末伝』(C)2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会)
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サブカル層を中心にコアファンから熱く支持され、数々の怪作を生み出している福田雄一監督。コメディ界屈指のヒットクリエイターとの呼び声も高い。

監督・脚本を手がけた現在公開中の最新作『新解釈・幕末伝』は、そんな福田節が全開の歴史コメディ。その独特の会話劇が生み出す笑いは、本作でもコア層のツボにはまっているようで、すでに興行収入10億円を超えるヒットになっている。

一方、近年の福田作品の興収を見ると、数字に波があり、かつてのようにすべての作品がヒットしているわけではない。もともと観客を選ぶ作風ではあるが、昨今の市場では、一般層にウケる作品とそうでない作品でタイプが分かれてきているようだ。

『新解釈・幕末伝』も評価が二分している。その背景と、福田雄一監督ブランドのこれからを考える。

『勇者ヨシヒコ』以来の対峙に期待と注目

『新解釈・幕末伝』は、福田雄一監督が、史実にのっとりながら独自の「新たな解釈」を加えて描く歴史映画シリーズだ。

本作の舞台は、江戸時代の終わりから明治の始まりにかけての、幕末を含む日本の歴史が大きく動いた時代。

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