スイーツは和菓子も洋菓子も好きですが、よく食べるのはチョコレートです。チョコレートには抗酸化作用のある「カカオポリフェノール」、心臓にいいスター成分「GABA」 が入っています。
「カカオポリフェノール」には優れた抗酸化作用があり、血管内皮機能を改善して動脈硬化を防ぎ、冠動脈の血管拡張を引き起こして心臓病を予防する効果が期待できます。
2つのスター成分「カカオポリフェノール」「GABA」
また、カカオポリフェノールに含まれる「プロシアニジン」は、小腸からの「やせホルモン」とも呼ばれる「GLP-1」の分泌を促進する作用があることがわかっています。
「GLP-1」は、膵臓からのインスリンの分泌を促進して高血糖を防ぐとともに、脳の視床下部に作用して食欲を抑えることで肥満の防止にも役立ちます。さらに 「GLP-1」は、血管をしなやかに開き、高血圧の予防効果も期待できるのです。
また、糖代謝を改善する働きがあることもわかってきています。
事実、食後に86%の高カカオポリフェノールチョコレート(5g/個)を3個食べる人の試験において、食後の高血糖を抑える効果があることが確認されています。
「GABA」 はアミノ酸の一種で、最近ではチョコレートやコーヒーなどの食品に使われているので、ご存じの人も多いことでしょう。
よく知られているのは 「ストレスを和らげるリラックス効果」 ですが、「血圧を下げる効果」もあるのです。
「交感神経」を鎮めるほか、血管を収縮させるノルアドレナリンの作用が抑制されることで血管が弛緩し、血圧が下がると考えられます。
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