振り返ると斬新「ポケモン」24年前の驚く対戦方法 ゲームボーイのソフトとNINTENDO 64をつなぐ衝撃

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『ポケモンスタジアム2』を語るうえで忘れてはならないのが、「チビッコクラブ」というモードで遊べるミニゲームの数々です。

もちろんバトルもおもしろいのですが、事前にポケモンを育てたりする準備が必要なため、むしろ手軽に遊べるこのミニゲームのほうが強く印象に残っている人が多いかもしれません。

普段は見られないポケモンの特別な姿が描かれていた

『ポケモンスタジアム2』では9種類のミニゲームが用意されています。

コイキングをはねさせてカウントを稼ぐ「コイキングのはねるでポン」、ピッピ先生のいうとおりに十字キーを押す「ピッピのゆびふりきょうしつ」、ベロリンガを操作して回転寿司を食べる「ベロリンガのぐるぐるずし」など、ポケモンの性質に合わせた内容になっていました。

ミニゲームの1つ「ピッピのゆびふりきょうしつ」(画像は任天堂公式サイトより)

ベロリンガがわさび入りの寿司を食べて悶絶してしまったり、スリープがお互いに催眠術をかけるミニゲームなんてものがあったりと、普段あまり見られないポケモンの特別な姿が描かれているのも記憶に残るポイントですよね。

やはりNINTENDO 64は、みんなで遊ぶのが楽しいゲーム機でした。本作のミニゲームもまた、当時の子供たちが集まる場での盛り上がりに貢献したのです。

Nintendo Switch版の『ポケモンスタジアム2』では、残念ながらゲームボーイで育てたポケモンを連れてくることはできません。しかし、レンタルポケモンを活用したバトルは楽しめますし、ミニゲームもインターネットを介してみんなで遊べます。

今となってはその役割を終えてしまった『ポケモンスタジアム2』ですが、しかしノスタルジーを感じることはできるでしょう。本作には「1999年のポケモン」という時代が詰まっているのです。

・遊べるゲーム機:Nintendo Switch
・公式サイトはこちら
渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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