好発進「バイオハザード4」リメイク人気の納得理由 3月24日発売、クリアした人から称賛の声多数
カプコンが2023年3月24日に発売した『バイオハザード RE:4』が高い人気を得ている。すでにクリアしたプレーヤーたちから称賛の声があがっているのはもちろん、世界のゲームレビューを集積してスコアを換算するサイト「Metacritic」では、100点中93点の評価を記録。これはかなりの高評価で、MetacriticのPlayStation 5カテゴリでは第3位になるほどだ。
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売された『バイオハザード4』のリメイクにあたるタイトル。原作の段階で高い評価を得ており、世界のゲームにも影響を与えていた作品だ(詳細は『18年前発売『バイオハザード4』に今年再注目のなぜ』を参照)。
リメイクがうまくいって再び高い評価を得られたわけだが、もとが人気のある作品だっただけに、その作り直しは容易なものではなかっただろう。はたして『バイオハザード RE:4』はどのように原作を作り直し、人気になったのだろうか。
原作にだいぶ忠実な作り
そもそもテレビゲームに限らず、リメイクとはなかなか難しいものである。単純に今の技術で作り直しただけでは古臭さが残ってしまうし、あまりにも大胆に変えてしまうと昔のものが好きだったファンから文句が出てしまうわけだ。
今回の『バイオハザード RE:4』は、原作にだいぶ忠実なリメイクである。操作などはブラッシュアップされているが基本のゲームシステムは同じで、要は銃を使って相手を狙い撃つゲーム(三人称視点シューティング)だ。
プレーヤーは主人公のレオン・S・ケネディを操作し、ハンドガン、ショットガン、スナイパーライフルなどさまざまな武器を使い分け、「ガナード」と呼ばれる奇妙な村人たちと戦いを繰り広げていく。ステージの構造や発生するイベントなども、一部は追加・変更されているものの、おおむね原作に準じている。
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