数百円の残高が残っていると、それを使うためにチャージをし、さらにまた少額の残高が残るという無限スパイラルに陥ってしまう。使い切れない残念な金をなるべく減らすには、よく使うアプリを2種類程度に絞ったほうがいいと思うのだが、現実の話を聞くとそれも難しそうだ。
とはいえ、めったに使わないスマホ決済に、いつまでも数百円程度の残高が残っているのはもったいない。これをうまく使い切る方法はないか。その残高を使うために無用なチャージを繰り返すのではなく、例えば100円未満でも買えるものを知っておくと有意義に使えるのではないか。ひとまず、消費者に身近な店を回ってリサーチしてみた。(以下、定価と記載がないものは税込み価格)
コンビニで税込み100円未満で買えるものは?
今や100円ショップでもスマホ決済ができるので、残高が110円あるいは108円あれば1つ商品が買える。それより少ない金額となると、何が買えるだろうか。
まず、コンビニに行ってみた。コンビニと言えば、「定価販売」「スーパーやドラッグストアより高い」というイメージがある。今やおにぎりも定価100円以上するし、コンビニスイーツだってどんどん高級化している。100円未満で買えるものなど簡単に見つかるとは思えないのだが。
しかし、それは杞憂だった。コンビニで100円あれば数種類の商品が買えるコーナーを発見した。それは駄菓子だ。うまい棒は反則としても、一粒チョコレート23円、ひとくちカルパス1個29円、燻製イカ50円と、100円もあれば複数買える。
中でもチョコレート製品が意外に安い。チョコボールも1箱98円で並んでいる。小腹がすいたら、コンビニの駄菓子コーナーで買っておやつにするとよさそうだ。なお、アイス「ガリガリ君ソーダ味」も75円程度あれば買えるのだ。コンビニは、実は100円未満デザートの宝庫だった。
他にも、個包装のドレッシング(30~35円程度)や、みそ汁(98円)が買える。50グラム入りと超ミニサイズのマヨネーズも91円で発見。前言撤回、コンビニは庶民の懐に優しいところだった。少額残高の使い道に悩んだら、まずはコンビニに向かおう。
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