仕事ができない人は「情報整理が雑」という背景 しくみを使いこなせる人、苦手な人の決定的差

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まずは手持ちのメモアプリや、すでに使っているものから始めましょう。もっともベーシックなプランからスタートし、より高度な機能が必要になったらアップグレードすることをお勧めします。

メモを取って自分のメール・アドレス宛に送る、資料のアイデアをブレインストーミングする、読んでいる本にハイライトをつける。

ところが、それらの情報はつながることなく散らばったままではないでしょうか。

せっかくのひらめきも、フォルダの中に隠れていたり、クラウド上に漂っていたり。解決策は、決めた場所にキープし、ほかは放っておくことです。情報はあちこちに散らばったままにせず、1つにまとめて取り扱えるよう、必ずノートアプリへ転送します。

メモや資料はいったんデジタル化すれば、検索・体系化が可能になり、すべてのデバイス間で同期でき、クラウドにバックアップを保存できます。「あとで探して整理すればいいか」と思うのではなく、どこを探せばいいかはいつでも明白なように、自分専用の「知識の貯蔵庫」を育てていきましょう。

さて、いよいよセカンドブレインの中枢として、わたしがおすすめするソフトウェアを紹介していきましょう。それがノートアプリです。

スマホにあらかじめインストールされている無料のアプリから、自分好みの機能つきのサードパーティー・ソフトウェアまで、幅広い選択肢があるでしょう。

・マイクロソフトワンノート(Microsoft OneNote)
・グーグルキープ(Google Keep)
・アップルメモ(Apple Notes)
・ノーション(Notion)
・エバーノート(Evernote)

どれを使用してもOKです。

多くのノートアプリは外部ソースからの抜粋を取り込む機能を内蔵していますし、たんに新しいメモとしてテキストを直接カット&ペーストしてもいいでしょう。

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