大手ホワイト企業への転職で地獄を見た男の告白 飲み会で人事評価、連日エクセルで単純作業…

初めての転職活動で50社受けたものの…
「決して一流大学ではなかった」と語る安斎さん。今後、仕事をするうえで武器が必要だと、大学時代は英語と中国語の2カ国語を必死に学んだ。社会人になる頃には、仕事で使えるレベルまで上達したという。
新卒でメーカーに就職し、20代後半で中国へ海外駐在員の辞令が出た。学生の頃から海外への憧れがあった安斎さんにとって、念願叶ってと思いきや、少々複雑だったと語る。
「その会社では、初めて駐在した国がその後の専門になる可能性が高かったんです。中国語を真剣に学びましたが、中華圏のビジネスに特化したかったわけではなく、アメリカやイギリス、シンガポールなど、英語を使ったキャリアを希望していて。ちょっと自分が望む方向性とは違うと思いました」
中国に異動して4カ月目に入った頃、別の会社に移ろうと気持ちを決めた。
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