安河内:でも、アンケートには「超面白かった!」というコメントばかりだったんですよ。
Kaori:よかった。滑ったかなと思って。ラーメンやけ食いして帰りましたもん。
安河内:いやいや。評価高かったんです。
Kaori:ですよね? やっぱりな(笑)。
安河内:あの薄いリアクションは、典型的な英語学習者の反応という気がします。コミュニケーションとりたい、留学したい、海外で仕事したい。そう思っていても、“顔”では話せないです。
石像?無反応なことが多い日本人
Kaori:でも、日本でだと、あれでも反応がいいほうだと思います。うんうんとうなずいてくれる人がちらほらいましたし。海外に出たい、英語を話したい、という人たちだからか、恥じらいが若干少なめの印象でした。石像か日本人かというくらい無反応なことも多いですから。
安河内:相づちを打つだけで会話上手になれるのだから、今すぐ実行しない手はないですね。確かに英語の会話で無反応の空気が漂うと盛り上がらないことが多い。沈黙をよしとしない雰囲気がありますよね。複数で会話していても沈黙ができないようにみんなで貢献し合おう的な空気が強い。そんな環境の中では、積極的な発言ができなくても、Hmmm、Uh-huh、Wow!と相づちを打てばいいんですね。
Kaori:はい。相づちを打っていると、相手の相づちの意図もよくわかるようになります。食いついてきているなとか、興味ないなとかが瞬時に読み取れますよ。
安河内:勉強になるなぁ。言われてみれば、日本人は居酒屋行っても少しだけ話して、飲んで、タバコ吸って、あとはじーっと無言。そんな感じでも結構大丈夫ですものね。
Kaori:そうですね。極端な話、英語の会話でも相づちは日本語のへぇー、えー、ほー、うーとかでもいい。無反応よりmuch betterよ!
安河内:小森のおばちゃま風のコメント、ありがとうございます(笑)。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら