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「男として終わった」更年期障害に悩む50代の深刻 欧米諸国と比べて「ED」になるケースも多い

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  • 河合 薫 健康社会学者・博士、気象予報士
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石蔵先生は男性の更年期症状の診断には、妻も同席することを勧めています。「男性更年期外来」で数多くの中高年男性を診察した経験から、男性たちが自分の弱みを素直に話すことが少なく、うつ状態でしんどいときでも努めて平静に、ときには笑みを浮かべたりするので、治療のためには妻による客観的な観察が重要になるとのこと。

また、更年期症状に苦しむ男性は、真面目で誠実な反面、会社でも家庭でもリーダーシップを取りたがる傾向があるので、夫婦間でぶつかり合うことが増え、悪循環に陥りやすい。これを断ち切るには、夫の症状に合った適切な治療を施すことに加え、妻が医師に弱音を吐いたり、困ったことを相談できる体制が必要だというのです。

石蔵先生の経験では、夫の症状が改善すると、妻のイライラもかなり改善するそうです。

※ 「男性更年期障害の患者さんへの診断・治療について:男は2度嘘をつく─パートナーとの受信の重要さ─」
 

夫に求める「3つの条件」

「男として終わり」と感じるデリケートな問題を、妻と共有するのは難しいかもしれません。しかし、会社は何もしてくれません。

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更年期症状に悩む女性社員の支援を進める企業でも、男性向けのサポート体制は整っていません。

ですから、せめて半径3メートル世界の他者=妻には、我慢せずに話してもいいように思います。それが結果的に、「夫源病」の予防にもなる。それに……、夫が心配するほど、妻はやわではありません。心配無用! 大丈夫です!!

女性誌の編集に長く携わった編集者によると、「夫に対する妻たちの興味が、破滅的なまでに薄らいでいる」とのこと。

しかも、40代の女性が「夫に求める」トップ3は、「殴らない」「定職に就く」「やさしい」。まるでどこかの人権宣言みたいです。

そうです。妻は「男」としての夫ではなく、「人」としての夫を求めているのです。

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