声が低いCEOは、年収が2000万円も多い 「低音」と「幅」でカリスマ力はアップする

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いくら大声でがなり立てても、聞き手には伝わりません(写真:adam121 / Imasia)

コミュニケーションの理論の中でも最も有名なものの一つにメラビアンの法則がある。UCLAの名誉教授アルバート・メラビアンによって唱えられたもので、大雑把に言ってしまえば、人の印象は、①ボディランゲージ、表情などの見た目、つまり「視覚情報」が55%、②声などの「聴覚情報」が38%、③「何を話すか」という「言葉」が7%の割合で決まる、というものだ。

「言葉」の割合は1割にも満たないことから、「人は見た目が9割」といった俗説が生まれたわけだが、見た目は半分程度にすぎず、聴覚による印象が4割近くもある、ということは見逃されがちだ。

実は「声」は人の印象を大きく左右する要因であり、カリスマ力、リーダーシップと深く関係がある。生まれつきの特質と思われているが、トレーニングによって変えることができるものでもある。「声はその人そのもの」。これは、筆者が「声修業」のために通ったアクティングスクールのボイスコーチの言葉だ。声を鍛えれば、その人のカリスマ力も鍛えられる。今月はそんな声のチカラのパワーアップ法をご紹介しよう。

カリスマのヒミツは「低い声」にあり

カリスマ性のある声、というと誰を思い浮かべるだろうか。まず、挙がってくるのが、マーティン・ルーサー・キングだろう。声のトーンを変えながら、野太く、パワフルに響き渡る声が印象的だ。

ウィンストン・チャーチルも威厳ある声で知られた。この2人がか細い、頼りない声の持ち主だったとしたらどうだろう。人をあれだけ鼓舞し、熱狂させ、支持させることができただろうか。あのすべての人のお腹の底に響きわたるような迫力ある声がなければ、歴史は全く違うものになっていたのではないだろうか。アメリカのオバマ大統領も低く響き渡る声だ。

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