「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」「昨日はあんなことを言ってしまった」など、私たちは日々、頭の中で話をしている。
このような「頭の中のひとりごと(チャッター)」はしばしば暴走し、あなたの脳を支配し、さまざまな問題を引き起こしてしまう。
一方、この「チャッター」をコントロールすることができれば、あなたは本来持っている能力を最大限に発揮できるという。
賢い人ほど陥りがちな「考えすぎ」をやめる方法とは何か? 今回、2022年11月に日本語版が刊行された、40カ国以上で刊行の世界的ベストセラー、『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』について、ジャーナリストの佐々木俊尚氏に話を聞いた。前編と後編の2回に分けてお届けする。
このような「頭の中のひとりごと(チャッター)」はしばしば暴走し、あなたの脳を支配し、さまざまな問題を引き起こしてしまう。
一方、この「チャッター」をコントロールすることができれば、あなたは本来持っている能力を最大限に発揮できるという。
賢い人ほど陥りがちな「考えすぎ」をやめる方法とは何か? 今回、2022年11月に日本語版が刊行された、40カ国以上で刊行の世界的ベストセラー、『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』について、ジャーナリストの佐々木俊尚氏に話を聞いた。前編と後編の2回に分けてお届けする。
SNSに怒りが溢れている原因
『Chatter(チャッター)』は、気づきの多い1冊です。特に、「共同反芻」の話は、この数年、ツイッターを中心に怒りが渦巻いていることの原因を見事に言い表していて、印象に残りました。
社会運動のあり方ともつながる話です。60年代は、学生運動をはじめとする怒りの社会運動でした。それが、あさま山荘事件などで終わりを告げ、70年代以降は、ゆるやかで健全なやり方になり、環境保護運動、住民運動、フェミニズム運動などが生まれました。
最近は、より建設的に、省庁や自治体の中に入って構造や仕組みを変えていこうとする運動がスタイルにもなってきました。
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