「ど素人が"薔薇"も描ける」"キスラー式"驚く中身 「世界の話題作」が遂に日本上陸!簡単「スゴ技」

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バラを描くときは、どこから描き始めたらいいのでしょうか? 重なり合った花びらの表現にためらってしまう人もいるかもしれませんが、でも大丈夫! 

バラを描くには、「シンプルなボウル」を描くことから始めます

そのために、最初に描くのは「楕円」です。楕円は、さまざまな対象物を描くための「基本図形」としてよく使う「キスラー式メソッド」には必要不可欠な形です。

【秘訣①】「基本図形」からスタートする

まず、水平の位置に、向かい合わせで基準点を打ち、その2点を通る楕円を描きます。次に、2つの基準点を結んだ半円楕円の下に描きます。

これがボウルの「胴」の部分になります。

向かい合わせに打った基準点を通る楕円を描き、胴体をつけたボウルの絵。これがバラの基本形になる(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

「ボウル」が、だんだん「バラ」に変身

次に、茎を描き足し、バラになるボウルの中心に基準点を打ちます。ここを中心にらせん状の楕円を描き、花びらを表現していきます。

ボウルの中心から、花びらをらせん状に広げていく。らせん状の楕円は押しつぶした形にする(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

らせん状の楕円は、あえて「押しつぶした形」にしておきます。形をゆがませることで、バラのつぼみが「立体的」になるからです。

花びらの巻き終わりが、ボウルの胴の中心にくるよう、らせんを描き終え、「余分な線」を消していきます

ここまでできたら、あとは「チラリと見える線」を描いていきます。

「チラリと見える線」は、「本物のような奥行き」を絵に与えるための、わたしが大切にしている「重要なキスラー式メソッド」のひとつです。

次ページいっきに「奥行き」が出るスゴ技
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