「陰影」の濃淡については、「輪郭線の近く」を最も濃くし、内側へ向かって徐々に薄くなるように「陰影」をつなげていくのがコツです。
最後に、茎にトゲを描き、葉っぱを描いたら、これで「美しいバラ」の完成です!
楽しく描くうち自分でも驚くほど上達!
この記事では、「キスラー式メソッド」を使って、「シンプルなボウル」を「バラ」に変身させる手順を紹介しました。
出来上がった作品を見て、「これ、私が描いた絵?」と驚いたのではないでしょうか?
ちょっと思い出してみてください。子どものころ、わたしたちはみんな、絵を描くことが大好きで、あらゆるものに絵を描いていたのではないでしょうか? 紙に、窓に、テーブルに……。
誰もが、「自信」と「創造性」という驚くべき才能をもって生まれてきたのです。自分が描いた絵は、どんなものでも心の中では名作でした。
しかし、まわりの意見に左右されたり、ほかのものに興味が移っていったり、「いつのまにか絵を描かなくなってしまった」という人が多いのではないでしょうか。
そこでわたしが考えたのが、誰でも上手な絵を描ける「キスラー式メソッド」です。大人たちにも、もう一度、鉛筆を手に取ってもらい、「絵を描く楽しさ」を思い出してほしいという気持ちで考案しました。
私の方法では、楽しく絵を描くうちに、いつのまにかテクニックを身につけることができます。
絵の上達の近道は、コツをつかんで、早い段階で「自分にも上手に描けた!」という「達成感」を得ることだと私は思います。
ぜひ、もう一度、鉛筆を手にとって、皆さんの中に眠っていた「芸術への自信」を取り戻してください。
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