受験生は今の時期がいちばんメンタルを壊しやすい
今年度もいよいよ、受験シーズンが近づいて来ました。大学入学共通テストまで3カ月を切り、多くの受験生たちが不安になりながらも受験勉強を続けています。受験生にとってこの時期が1年の中でどの時期よりも重要です。この3カ月の行動で、受験の合否が決定すると言っても過言ではありません。
なぜ、この時期なのか。それは、この時期が一番、受験生がメンタルを壊しやすい時期だからです。今日は、偏差値35から2浪して東大受験をした僕が、みなさんに受験生のメンタルについてお話ししたいと思います。
「受験勉強は、短距離走ではなくマラソンである。」
というのは、受験業界では古くから語られている説得力のある警句です。受験勉強は長く、1年以上も走り続けなければならないから、一気に勉強をしてしまって息切れを起こす受験生よりも、体力を温存しながらでも少しずつ前に進むことができる受験生のほうが合格しやすい、ということですね。
何を隠そう、この時期の受験生が一番、この「マラソン」において体力切れを起こしやすいのです。このプロセスは『ドラゴン桜』の中で桜木先生がこんなふうに説明しています。
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