「自分の感情管理できる子・できない子」将来の差 スタンフォードが教える感情コントロール術
「1カ月たったら、夏休みだよね。そのときに昨日のことどう思っていると思う?」とか、「入学式のときにどんな気持ちだったっけ? そこからみて今をどう思う?」などと、具体的な未来や過去の出来事を想像して、その時点から現在を振り返ってみるように促すのも効果的です。
4 気持ちと体の動きを特定する
子どもがネガティブな気持ちに苦しんでいるときに、まずは「悲しいのかな?」「怒っているんだよね」などと、気持ちを特定させてあげましょう。そして体のどこにその気持ちを感じるかを聞いてみましょう。
「胸が痛むかな?」「お腹がきゅーっとする?」など、体のどこにストレスや苦しさを感じるかを特定させて、そこに手を当てて深呼吸をします。気持ちを特定して「ラベル」をはり、それを体の一部分に紐づけることで、その気持ちに飲み込まれずに、外側から自分の気持ちを見つめる視点を得ることができます。
エクササイズが終わったら…
ディスタンシングのエクササイズが終わったら、子どもがディスタンシングの視点で自分と対話をした後に、どう感じたか話してもらいましょう。
また、何か新しい学びや気づきを得たかどうかも聞いてみましょう。
ディスタンシングの前に子どもが話していた気持ちから少しでも変化が見られるようであれば、前進です。
メンタルのコントロールは現代社会では必須の力です。大人にも有効ですから、まずは親が自分で試してみるのもおすすめです。より子どものサポートがしやすくなるはずです。
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