平気で「お弁当」を買う人が知らない超残念な真実 「安い市販品」に、こんな「裏側」があったとは…

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いまの一覧を見て「白ご飯にも添加物が使われるのか」と驚かれるかもしれません。

しかし「日持ち」「食感の向上」「外見(つや、白さ)」などの効果を上げるために添加物が使われることもあります。

とくに「アベ食品」が仕入れているのは、古米が使われた激安のご飯。

古米はパサパサしておいしくないため、油や添加物で「味」や「つや」を補う必要があるのです。もちろん添加物を使用せず、炊きたてを配給する業者もあります。

ラベルからは知り得ない「隠れた添加物」も使われる

さらに恐ろしいことに、この大量の添加物が「最終製品(弁当)」になったときに、全部記載されるのではなく、「数が目減りする」というマジックもあります。

『食品の裏側』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

その「知り得ない添加物がある」という裏側について興味のある方は、ぜひ私の書いた『食品の裏側』『食品の裏側2』をご覧ください。

加工食品には「私たちがラベルや表示では知ることのできない『隠れた添加物』」がたくさん使われていることも少なくないのです。

すべての仕入れ品に添加物が使われるわけではもちろんありませんが、激安食品の場合は「さまざまな理由」により、添加物が使われているケースがじつに多いのです。

では、なぜこれだけの添加物が使われるのでしょうか?

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