寝ていたトランプ支持者を起こしたバイデン政権 11月8日の中間選挙を控えたアメリカにご用心

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21日に札幌競馬場で行われる札幌記念(第11レース、芝2000メートル)は毎年、有力馬が集まる「スーパーG2」として盛り上がるレース。今年はなんと、ソダシとハヤヤッコという白馬2頭が、それぞれヴィクトリアマイル(G1)と函館記念(G3)を勝って乗り込んでくる。おそらく、この2頭の馬連とワイドは買われるだろうな。

札幌記念は「夏は牝馬」の格言に従い「あの馬」を指名

多士済々で楽しくも悩ましいレースだが、筆者の選択はユーバーレーベン。パンサラッサとジャックドールという強力逃げ馬2頭が全体のペースを上げる中で、最後は強力な末脚を持つ馬にチャンスが巡ってくると見た。

対抗にソダシ、穴馬はウインマリリン。「夏は牝馬」というからね。牡馬ではハヤヤッコと、これも強力な差し馬であるマカヒキをちょっとだけ買っておこう。2018年の札幌記念は現地で見たけど、マカヒキは惜しい2着だったんだよな。9歳馬だけど、最後のひと花があっても不思議はない気がしている。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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