アメリカ大統領の一般教書演説は毎年、ライブで聞くことにしている。2月24日(日本時間25日)にドナルド・トランプ大統領が行った今年の演説は、史上最長の1時間48分という「超大作」であった。
最後まで元気いっぱい、トランプ大統領は「体力お化け」
連邦議事堂を埋め尽くす議員たちや、閣僚や政府高官などのお歴々も、立ったり座ったり拍手しながら聞いているので、後半はかなりお疲れ気味に見えた。それでも、演説しているトランプ大統領は最後まで元気いっぱいだった。噛んだり、声が枯れたりすることもなく、アドリブも交えて民主党議員を容赦なくイジる。途中で水一杯飲むことさえなかった。恐るべき79歳なのである。
実はトランプ大統領が昨年3月に行った議会合同演説も、1時間41分という長尺であった。正直なところ「トランプ大統領もさすがにお年だから、今年は昨年よりも短くなるんじゃないか……」てなことを筆者は考えていた。いや、畏れ入りました。アメリカの最高指導者はとんでもない「体力お化け」なのである。
たぶんわれわれはあと2回、トランプ大統領の一般教書演説を聞くことになる。その時間が前年を上回らなくなったとき、それはいよいよ肉体や気力の「衰え」が表れるときであろう。それはいつ来るのか。しぶとく、辛抱強く見続けていきたいものである。
一般教書演説は毎回いろんなゲストを招待する。ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得した男子アイスホッケーチームを称賛し、年初のベネズエラ攻撃で功績のあったアメリカ兵に勲章を授け、暗殺された保守派活動家チャーリー・カーク氏の夫人を紹介する。毎年のことながらサプライズがあり、「ちょっといい話」があり、そして「お涙頂戴」もある。




















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