お金を増やしたい人が必ず知るべき3つの法則

「資産運用業界」のカモになってはいけない

「お金を増やせる人」になるにはどうすればいいか?やってはいけないことがある(写真:Jake Images / PIXTA)

アメリカの資産運用大手であるフランクリン・リソーシズが、競合会社であるレッグ・メイソンを約5000億円で買収すると発表した。両社を合わせた運用資産額は1兆5000億ドルになる。このケースの他にも、近年、海外では資産運用会社同士の買収が増えている。業界再編が進んでおり、運用会社が巨大化・少数化しつつある。

資産運用会社のM&Aが進むワケ

この連載は競馬をこよなく愛するエコノミスト3人による持ち回り連載です(最終ページには競馬の予想が載っています)。記事の一覧はこちら

この背景には、ETF(上場型投資信託)を中心に運用手数料が安いパッシブ運用(大半が株価指数に連動するインデックス・ファンド)の比率が増えて業績が頭打ちになっていること、運用そのものも含めて運用ビジネスの機械化・システム化が進んでおり、システム投資にコストが掛かるようになったことなどが背景にある。

かつて運用業界は、インデックス運用からアクティブ運用までを広くラインナップした大きな運用会社と、小さいが特色のある「ブティック的」なアクティブ運用会社が混在する、なかなか魅力的な業界であったが、今や特に後者にとっては厳しい環境になってきた。そもそも、方法論としての運用のやり方で意味のあるものが、運用会社の数ほどあるわけではないし、インデックス運用の方がアクティ運用よりも手数料が安いうえに運用成績がいいことが顧客に知れ渡ってきた。

より正確に言うと、(1)アクティブ運用はインデックス運用に平均的に負けており、同時に(2)相対的に良いアクティブ・ファンドを選んで投資することが不可能であること、の2点が現実であり、これらを組み合わせて判断すると、(3)手数料の高いアクティブ・ファンドに投資することが合理的ではないのだ。

次ページヘッジファンドも「使えない」のがバレた
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • トクを積む習慣
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
半導体狂騒曲<br>黒子から主役へ

情報通信に欠かすことのできない半導体。可能性は広がる一方、巨額のマネーゲームの様相も強まっています。国の命運をも左右し始めている激動の業界。日本と世界で今何が起こり、どこに向かおうとしているのかに迫ります。

東洋経済education×ICT