お金を増やしたい人が必ず知るべき3つの法則 「資産運用業界」のカモになってはいけない

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今年最初のG1レース(第37回フェブラリーステークス、23日)を予想する順番が回ってきた。東京競馬場のダート1600メートル(メインレースの11R)で行われる、年前半のダート王決定戦だ。

だが、クリソベリル(2019年度のJRA最優秀ダートホース)などのダートの強豪が海外のレースに回って回避することもあり、メンバーが低調で「どんぐりの背比べ」的な難しさがある。

フェブラリーSの本命はワイドファラオ

ポイントになるのは、前走の根岸ステークス(G3)を勝ったモズアスコット(6枠12番)の取捨だろう。かつて芝からダートに転向していきなり重賞を勝った馬としては、クロフネやメイショウボーラーがダートのG1を勝っているが、この馬は果たしてそのレベルなのか。今回、馬券的に無視はできないが、本命には買いにくい。

本命には4歳馬ワイドファラオ(2枠3番)を抜擢する。前走は5着だがレース振りは悪くない。3歳時のユニコーンステークス(G3)を勝った時と同コース同距離で、このメンバーなら成長力込みで期待していいのではないか。

対抗には力のあるサンライズノヴァ(5枠9番)を、単穴には前述のモズアスコットを採り、以下、インティ(3枠5番)、アルクトス(1枠2番)、ワンダーリーデル(8枠16番)を押さえる。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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