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出題者の「オハコ」を知らねば、合格は遠のく 試験バカを終わらせる、過去問使い倒し術

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  • 鬼頭 政人 資格スクエア創業者、弁護士
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ある分野の過去問を集中的に解くことで、客観的で変わらない出題範囲というものに対する「スポットライトの浴びせ方」をまとめて把握することができ、様々な角度から出題されたときに対応ができるようになるのです。

また、過去問は何度も何度も繰り返し解きましょう。トップアスリートだってランニングや筋トレ、素振りをひたすら繰り返して感覚を研ぎ澄ましていきますよね。次元の違う話と思うことなかれ、試験勉強も同じです。繰り返し、繰り返しやることで、問題に対する嗅覚が研ぎ澄まされ、知識が試験に最適化されていくのです。

「お残し」せずに過去問に集中せよ

また、私が自分自身で資格試験ビジネスを運営し、色々な受験生の方にお話を聞く中で思うのは、「みんないろんなものに手を出しすぎ」ということです。

試験勉強とはバイキングのようなものです。何を食べても(勉強しても)自由、ただし時間制限(試験までの時間)とお腹の容量による制限(自分が割ける勉強時間)があるのです。あれもこれもと盛り込みすぎ、最後に消化しきれずに「お残し」してゲームオーバー……というのは、バイキングでも試験勉強でもよくあるパターンですよね。

バイキングなら「お腹一杯で苦しい」で済みますが、試験勉強だったら、また来年、となって違う意味の「苦しさ」を味わわないといけませんよね。そうした制限の中でやるべきは、自分が「これ」と思ったものだけをひたすら繰り返すことなのです。「これ」が的外れなのは論外ですが、過去問を繰り返しておけば間違いはありません。

私は中学入試でも大学入試でも司法試験でも、過去問に多くの時間を割き、繰り返していました。試験を受ける直前には、問題文を見れば最初の1行で、いつの試験の第何問かがすぐに分かるレベルまでもっていっていました。過去問の百人一首大会があれば相当上位に食い込める自信があります。

特に、ご質問者様が受験を控えている宅建は、過去問とほぼ同じ問題が毎年相当数出題される試験です。色々手を出して「お残し」するよりは、10年分の過去問をひたすら繰り返すだけで、大きく合格に近づくでしょう。

ご質問者様が今年の10月の宅建試験後に笑顔になることを祈っています。合格体験記にはひとこと「鬼頭のアドバイスが役立ちました」って書いてくださいね! ではー。

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