日本と韓国｢人付き合いのマナー｣驚きの決定的差 ｢親しき仲に礼儀なし！｣が韓国人の本音？

日本と韓国では、人付き合いの距離感にも違いがあるようです（写真：ちょび／PIXTA）

「人付き合いの流儀」に見る日本と韓国の違い

本連載に関するヤフコメなどを、暇な私がつぶさに見ていると、それはそれは韓国への批判で溢れ返っている。

やれ韓国人は噓つきだ、やれ韓国人は民度が低い、やれレベルが低い国と日本を比較するな、うんぬんかんぬん。

『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた！ そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。―― 文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書』（書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら）

しかしこれらを読んでも全く気にならないのは、そもそも一定の数の人はどうせこのようなお決まりパターンの反応をするものだからだ。そして韓国のヤフコメに相当するサイトへの書き込みも、低レベル極まりない罵詈雑言が繰り広げられる。

ただし両国に友人と親族がいる人が異口同音に言うだろうことは、「本質的にはどの国も一緒、いい人もいれば、悪い人もいる」といったところだろう。

日本と韓国の人付き合いのマナーは、当然のことながら、基本的には同じである。どちらの国にも礼儀正しい人もいれば失礼な人もいる。静かな人もいればやかましい人もいるし、正直者もいれば、嘘つきもいる。

よく、「この国の人の特徴はこうこうで……」などと知ったかぶって面白おかしくデフォルメする人がいるが、私はそのような無責任で事実にもとづかない一般化は嫌いである。

しかしながら、両国の「人付き合いの流儀」には、あくまで平均的な傾向として、たしかにいくつかの違いもある。それでは以下で、その「決定的な違い」を紹介していこう。