「超"謝罪"大国・韓国」、日本と選挙で比較してみた 「泣いて"謝る"日本人」と「泣いて"怒る"韓国人」

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日本と韓国で「謝罪」するうえで異なる、最も重視されるポイントとは(写真:EKAKI/PIXTA)
韓国で新政権が誕生し、参院選で岸田政権が圧勝した今、両国関係はいったいどう変わっていくのか? 両国が知らない、お互いの国の本当の実態はどのようなものなのか? 
これに答えるのが、『最強の働き方」『一流の育て方』などのベストセラーでもよく知られる、在日コリアンのひとりであるムーギー・キム氏。京都に生まれ、日韓両国の文化の中で育ち、世界中で学び働きながらも、物心がついたときから40年にわたり、日韓関係について考えてきた。
日本と韓国、双方の視点や互いの誤解、それぞれの価値観をまとめた新著『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた! そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。――文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書』が発売された。著者が「人生を通じて最も書きたかった1冊」だという。
本記事では、そのムーギー氏が「『謝罪文化』でわかる日韓の決定的な違い」について解説する。

選挙のもようも日韓で大違い

参院選が終わったが、政見放送を見ていると、日本はある意味本当にいい国だなと感心させられる。NHKの番組で、「NHKをぶっ壊す!」と叫びながら、NHKの壊し方がひたすら放送されるのは、日本くらいではないだろうか。おまけにガーシー氏が当選するなど、極めて異例の選挙方法で当選する人が出てくるようになった。

『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた! そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。――文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

中国で「人民日報をぶっこわす!」「新聞聯報をぶっこわす!」みたいな放送はありえないし、韓国でも「KBSをぶっ壊す!」などと叫んでいる人はいない。

これはNHKが国営メディアで受信料を、見てもいない人から強制的に徴収するという不思議な、そして大半の人が諦めてきたシステムであるという特殊性を考慮しても、日本の言論の自由度は高いと感心させられる。

一時は、マック赤坂氏やとやまこういち氏といった、爆笑パフォーマンスを繰り広げる人も多かったが、NHKを通じた政見放送もまた、日本固有の伝統文化といえるだろう。

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