青木さやかさん「パニック症が楽になった言葉」 生放送で心臓ばくばく、脂汗に手汗の日々
「とにかく、体、大事にしなさいよ」
「はい〜」
「ストレスがかかりそうな仕事は休ませてもらって」
「なんかですね、ロケバスもきびしくなってきまして」
「なんで?」
「すぐには降りられないかもしれない、と思うと心臓がばくばくするんですよ。みんなに迷惑かけるかも、とか思うと、またこれがばくばくして」
「なるほどね」
「あとね、生放送とか、いま倒れたらまずい! と思ったりすると、これもきびしくて」
「うん」
「机とか、壁とか、もたれるところとかあると、大分いいんですけどね」
「うんうん」
「壁にもたれかかってテレビ出るって、あまりないですからね」
「壁にもたれて話してる人、みたことないね」
舞台を見ているのも辛い
「舞台とか観てるときもですね、ばくばくしてきて」
「仕事じゃないじゃない」
「ないんですけど、すぐに出られない、となると怖くなるんでしょうかね。あと、真っ暗になると、とても怖くて」
「つらいね」
「だから、舞台観に行って、一番後ろで立って観てることも多いんですよね」
「そうなんだ」
「だけど、この人がいれば安心みたいなのもありますね」
「相手によるの?」
「それ、すごくあります!」
「じゃあ、やっぱり、心の問題なんじゃない?」
「そう、かもしれませんよね」
「さやかちゃん、こうしてると、すごい元気なんだけどね」
「そうなんですよ! ほんとね、安心できる人といると、全然なわけですよね」
「よかったよ、少しでもラクで」
「先輩は、『この人といると安心』の、この人ですね」
「そう、ならよかった」
「おめでとうございます」
「なにがよ」
「先輩には、『この人といると安心で賞』受賞者です」
「いらん」
「もらってください」
一体、なぜ、倒れそうになるのか?わたしはいろいろな病院に検査に行った。休みのたびに行ったのではなかろうか。
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