最近の若手は意見ないと思う上司の傲慢な勘違い 社員が萎縮「安心できない職場」3つの特徴
上司が怖いと本音もアイデアも出てこない
社長が来ると、その場の空気が凍りつく。部長が現れると、職場の会話がピタッと止まり、緊張感が走る――ある程度、上の人が現れるとその場がピシッとなるのは、どこの職場でもあることです。
しかし、その度がすぎて、上の顔色ばかりうかがう硬直した組織になってしまったら……。自由にものが言えない職場からは、新しいアイデアやイノベーションは生まれません。
社長や上司が現れると、その場が凍りつくのは、恐怖政治のあり方が身についてしまっているからです。日常的に、社長や管理職が独裁的に物事を判断していたり、気分で人事が決定されていたりするような組織にありがちです。そのようないびつな仕組みは正していかなければ、その会社に未来はありません。
例えば、一方的な上意下達のコミュニケーションもその1つです。企業や組織が小さく、トップが現場のことまですべて見えていて、競合との戦いのポイントが「スピード」だとしたら、上意下達の組織形態も機能しないわけではありません。むしろ、このほうが競合に勝ちやすく、成長することもあります。
しかし、企業や組織の成長に伴い、トップがすべてを把握して、すべてに対して的確な判断を下すことは不可能になってきます。変化は現場で起こるので、情報や意見がボトムアップで速やかに伝わることも重要なのです。
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