アイデアが「バカウケする人」の頭の使い方4工程 普通の人との違いは才能ではなくスピードだけ

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「バカウケするアイデア」を考えつく人が無意識に踏んでいる「4工程」とは?(画像:Graphs/PIXTA)
「コンペに負け続けて仕事ゼロ」から一発逆転、「毎年、アイデア1本で数千万円の仕事をいくつも獲得し続けている」男がいる。杉森秀則、組織に属さない「一匹狼」でありながら、大企業を相手に「勝率88%以上」を誇る常勝プランナーだ。
多くの業界人が知りたがった杉森氏独自の「アイデア発想法」を初めて公開した『バカ勝ち!アイデア――人生のチャンスをすべてモノにする最強の発想法』が刊行された。
「断言します。アイデアは、人生を変革します。アイデアひとつで、周囲の人と同じだった人生が一変します」
そう語る杉森氏に、アイデアがもつパワーと、「ひらめき不要」「超実戦的」なアイデア術を解説してもらう。

なぜ、次から次へアイデアを生み出すことができるのか

商品でも広告でも音楽でも、ヒットメーカーと呼ばれる人がいます。企業の中にも、毎回面白い企画を出し続けるアイデアマンがいます。

バカ勝ち!アイデア: 人生のチャンスをすべてモノにする最強の発想法
『バカ勝ち!アイデア――人生のチャンスをすべてモノにする最強の発想法』(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします)

あなたも、人生で何度も「うらやましい!」と思ったことがあるでしょう。

「才能のある人はいいなー」

「閃めきが天から降ってくるなんてホントすごい」

「自分にはまったく無理だ」

では、なぜ、彼らは面白いアイデアを発想し続けることができるのでしょうか?

閃きでしょうか? 才能でしょうか? 

そこで、改めて、ヒットメーカーやアイデアマンと普通の人との違いを考えてみましょう。彼らの頭の中はどうなっているのでしょうか。

キーワードは、「ハエの能力」です。ヒットメーカーは「ハエ」なのです。

次ページ人が「ハエを捕まえることができない」のはなぜ?
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