ゼレンスキーとジョブズ、2人の意外な共通点 「アイデア」の力こそが、世界を変革できる!
人生を決定するもの、それは「アイデア」だ
連日、さまざまなメディアに登場するウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。彼を見ると必ず、私はひとりの人物を思い浮かべます。その人物とは、アップル創業者スティーブ・ジョブズです。2人はとても似ています。
では、2人の共通点とは何でしょうか? プレゼンテーションの達人? メディアの利用がうまい?
違います。2人の共通点、それは衣装です。
ご存じのように、ジョブズはつねに黒のタートルネック(イッセイミヤケ製)にブルージーンズ(リーバイス製501)姿でした。自宅でも事務所でも同じものが大量にあり、それを着回していました。
ゼレンスキーは、つねにカーキ色のTシャツ姿です。SNSで、国民に向けて世界に向けてメッセージを発信する際、いつも必ず「戦闘服」です。その姿は美しい(日本の政治家が災害訓練の際に着る防災服のフィット感とは雲泥の差です)。
さすがに国連安保理に出席するときは正装するだろうと私は予想したのですが、うれしいことにその予想は裏切られました。Tシャツではありませんでしたが、同じカーキ色のハイネックジャンパーでした。
2人の共通点は、「自らが選択して衣装を統一する」という点です。
「なーんだ、たかが服か!」と冷笑なさるかもしれません。しかし、私は彼らのこの意思決定を「アイデア」と呼びます。
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