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ゼレンスキーとジョブズ、2人の意外な共通点 「アイデア」の力こそが、世界を変革できる!

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アイデアの重要性を再認識してもらおう、いわば「アイデアのルネサンス」を起こそうと。

「そうか、新しいアイデアを生み出すことさえできれば、すべては克服できるんだ!」と気づいていただきたいのです。

衣装を統一するというアイデア

あらためて、ゼレンスキーとジョブズのアイデアについて考えてみましょう。

なぜジョブズは同じ服を着続けたのか?

洋服を選ぶ時間を意思決定に使いたかったから、単に面倒くさがりだったからなど諸説あり、どれもうなずけるのですが、私の見方は少し違います。

それは、「自身をアイコン化する」というアイデアです。

優れたビジネスマンは、自身のイメージづくりにおいてもその才能を発揮します。目の前の相手や大衆の目に自分がどう映るかというイメージコントロールができるのです。「アフター・ジョブズ」のザッカーバーグやイーロン・マスクも同じでしょう。

ジョブズのリーバイス501について。

20世紀のアメリカが生んだ3大カルチャーと言えば、コカコーラ、リーバイス501、ロックンロールでしょう(コーラも501も、実は1890年代に生まれたものですが、爆発的ヒットとなった次の世紀に入ってからです)。

リーバイスは単なるファッションを超え、カウンターカルチャーの象徴でもありました。

つまり、ジョブズは自身がアメリカ人であるということをアイコン化するために、リーバイス501をチョイスしているのです。ディオールやプラダのジーンズではいけないのです。

ジョブズの黒のタートルネック。これはジョブズにとっての「作務衣(さむえ)」だと私は理解しています。

ご存じのように、ジョブズは日本の禅から多くのことを学びました。彼が生み出した製品の多くのアイデアも、禅的思考法から生まれています。

作務衣は、禅僧が日々の作業をするときに着る服です。作業着ですから、無駄がないシンプルなものです。飾った意匠はありません。そこにジョブズは美を見たのですが、同時に作務衣(的なもの)を着ることで、自身の禅への敬意を表したのです。

こうして、ジョブズは自分が身にまとうコスチュームを使って、「禅をリスペクトするアメリカ人」という自身のアイコンを完成させたのでした。

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