1人で完結できる時代に「助けてもらう技術」が必須な理由。今さら誰も教えてくれないコミュニケーションの大前提に迫る

仕事をする過程においては、とかく「自分でやったほうが早い」と考えてしまいがちだ。私も過去にそれで何度も失敗してきたが、つまり実際のところ、“ひとりでできること”には限界があるのだ。
また、この点に関連し、『なぜか助けてもらえる人の小さな習慣』(濱 暢宏 著、東洋経済新報社)の著者は「“助けてもらえる人”ほど、大きな成果を出している」ものだと指摘している。

新卒で入社したシャープ株式会社では平均以下の成果しか出せず、37歳で退社するまで万年低評価・昇格なしの平社員生活を送ったという人物。しかしそののち、JapanTaxi株式会社(現GO株式会社)でタクシー配車アプリ「全国タクシー」(現「GO」)の事業責任者となり、その後も実績を残し続けた結果として、同社の初代取締役COOになれたという人物。
「助けてもらう」は磨ける技術である
2024年には株式会社ハマティニクスを設立して代表取締役社長を務めているそうだが、平社員時代とはくらべものにならないそうしたプロセスを歩むことができたのも、「助けてもらう技術」を磨いたからだというのである。
だとすれば「助けてもらえる人」になるための秘訣を知りたいところだが、そのためには次の4ステップを踏む必要があるようだ。
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