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5月は緑茶の季節。唱歌「茶つみ」に歌われる「八十八夜」は、立春から数えて、88日目の5月2日前後。農家にとっては種まき、お茶農家にとっては新茶の季節だ。最初に摘まれる新芽は、新茶(一番茶)と呼ばれ、品質が高く甘みがあって人気だ。
お茶の味は水にも左右されるという。「茶は水が詮(せん)」という言葉があるが、よい茶をたてるにはよい水が大事。いにしえの茶人は、お茶にあった水を求め、全国各地を歩いたという。
ところで農林水産省によると、日本茶は消費量、産出額ともに減少傾向にあるという。最近では急須が家庭にない家が増えているという話も聞く。
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その一方で、スーパーやドラッグストアには「緑茶ティーバッグ」なども販売され、簡単に緑茶を楽しむこともできる。ふと思ったのが、ティーバッグの緑茶も水によって差が出るかということ。子どもと一緒にできる手軽な方法で試してみることにした。
緑茶ティーバッグと5種類のペットボトル水を用意
まず、市販の緑茶ティーバッグと5種類のペットボトル水を用意。
水質はペットボトルの成分表示に記載されているものもあるが、記載のない場合は必要に応じて「パックテスト」という簡易水質測定キットで調べる。
ポリエチレンチューブの中には試薬が入っており、測定したい液体をポリエチレンチューブに吸い込むと、試薬と反応し色が変化する。一定の時間を置いた後、比色表と比較することでおおまかな水質がわかる。
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