ウィズコロナの過ごし方が注目され、少しずつ以前の日常を戻している今日この頃。「前より体が重い」「以前のように動けない」など、体力の衰えを実感している人も多いのではないでしょうか。
テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二さんが、疲れない体、引き締まった体、自信がもてる体をつくるメソッドを伝授するシリーズ。今回からの新シリーズでは、「そろそろ本気のトレーニング」をテーマに5回にわたってお伝えします。
生活様式の変化が起こってから2年あまり。増えた体重、出てきたお腹、たるんできたアゴ周りなどが気になっている方も多いことでしょう。
これらは、日常生活での運動量が減ることで徐々に筋肉が減り、基礎代謝が下がっていることが、大きな原因です。ですから、その逆をたどって熱発生装置でもある筋肉量を増やせば、基礎代謝が上がってエネルギーを消費しやすい体質に戻り、少しずつ体のたるみは解消できます。
そこで、クイズです。筋肉を鍛えて大きく強くするのは筋トレですが、その筋トレを効率よく行うために最も大切な要素は次のうちどれでしょう?
A 持ち上げる重量
B 反復回数
C フォーム
筋肉がほとんど増えない人に共通
答えは「Cのフォーム」です。正解できたでしょうか?
ジムで何時間もかけて何年、何十年と筋トレをしているにもかかわらず、筋肉がほとんど増えていない人に共通することは、「フォームの不正確さ」です。逆に短時間・短期間でもしっかり筋肉がついている人に共通しているのは、「フォームの正しさ」です。
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